北海道ツーリング フェリー渡航編【バイクツーリング】

ツーリング

こんにちは! yu-jiroです!

関西から本州最北端まで走り北海道へ渡って旅を続けてきた北海道ツーリングも今回で帰りのフェリーに乗って関西へ帰ることになりました。

北海道までの道大間まで陸路を走りましたが、帰りは関西まで渡るフェリーで帰ることにしました。

北海道から関西へ渡るフェリーは3つの航路があるのですが、そのフェリーを選んだ理由ほかの便との違いとかも紹介したいと思います。

北海道から関西へ渡るフェリーの種類

北海道から関西へ渡るフェリーの航路として小樽から出向する航路苫小牧から出向する航路があり、それぞれ京都府の舞鶴・敦賀へ向かう便となっています。

そして、苫小牧から出る航路は直接敦賀へ向かう便のほかに青森と新潟を中継する便があります。

北海道ー関西を渡るフェリーの種類
  • 小樽 - 舞鶴
  • 苫小牧 ー 敦賀
  • 苫小牧 ー 青森 ー 新潟 ー 敦賀

僕が選んだのは3つ目の青森・新潟経由の敦賀行きでした。

その理由として到着時間があります。

各便の発着時間
  • 小樽 23:30発 - 舞鶴 翌日21:15着
  • 苫小牧 23:30発 ー 敦賀 翌日20:30着
  • 苫小牧 19:30発 ー 青森 ー 新潟 ー 敦賀 翌々日5:30着

このようになっており、3つ目の便以外翌日の夜の到着となっているのです。

舞鶴・敦賀は京都府の北端にあり、そこから真夜中に数時間かけて帰ることになるのはしんどいと思ったので朝に到着する便に決めました。

北海道での最後の観光

そんな考えもあり3日前にフェリーのチケットを取ったわけで、急いで苫小牧へ行く必要はありませんでした。

出航も19:30となっており乗船締め切りは18:00、それまでに到着すればいいので時間の許す限り観光をすることにしました。

石原裕次郎記念館

石原裕次郎記念館2017年8月に閉館された石原裕次郎に関する記念館です。

僕が行ったのは2017年の8月末、そうです閉館のギリギリに行くことができたのです。

半日観光するのに良いところはないかと地図を眺めてたまたま見つけたのですが、同じ「ゆーじろ」同士、行っとかなあかんと訪れたところでした。

中は西部警察で使われた車両や機材がメインに展示されていていました。

赤い車体がめっちゃかっこいいですね、どえらいスピードでぶっ飛んでいきそうです。

助手席の上に機銃が付いてあり、しかも格納できるようになっているようで、その為か助手席のシートはありませんでした。

GSX1100KATANAにカウルを付けたマシンですね。

SUZUKI KATANA R と書かれています。

カタナ1100、めっちゃきれいな状態で展示されていますね。

「AUTOBAHN RACING SUPPORT」と書かれたマフラーが付いていました。

AUTOBAHN(アウトバーン)読めなかったので調べてみるとドイツ語で「高速道路」のことらしいです。

ガルウィングなんてバックトゥザフューチャー以外で見るのは初めてです。

当然のように機銃が装備されていますね。

車はあまり詳しくはないのですが、日産でZといったらフェアレディZでしょうか。

元ネタ(西部警察)を全然知らないのですが、元々屋根があったのを取ってオープンカーにしたような車ですね。

名前もボンネットのグラフィックでサバンナ生息のガゼルからとった感じでしょうか。

苫小牧漁港は「ほっき推し」

苫小牧港に行くと市場の近くに「ほっき貝資料館」「とまこまい海の駅ほっき館」などがあって、めちゃくちゃ「ほっき貝推し」な漁港です。

漁港にある食堂でほっきカレーほっきラーメンのセットをいただきました。

貝のうま味と滋味あふれ、とてもおいしかったです。

乗船前にイオンモール苫小牧へ寄り道

フェリーターミナルへ行く前に晩御飯の弁当を買うためにイオンモールに寄ることにしました。

フェリーの乗船待ちです。弁当のついでに「お土産」も購入しました。

北海道まで来て何買ってんだ、と思われますがこれは北海道を出ると購入できない代物なのです。

乗船するフェリーです。北海道に上陸するときは大間からの最短距離のフェリーだったので、比べて見てしまいめっちゃ大きく見えます。

乗船開始しました

バイクの乗船が終わって出航待ちになりましたが結構時間がかかっています。

乗用車が入ったりトラックが入ったりしていました。

おそらく青森・新潟へ降りる順乗船する順番を決めて乗船作業をしているみたいでした。

つまり終点まで乗るバイクは一番初めに乗ったってことでしょう。

いよいよ出航です

さらば北海道…、いずれまた訪れたいです。

イオンモールで購入したお弁当です。

牡蠣をふんだんに使った「かき飯」、こんなの家の近くじゃ売ってないですよ。

売っていたとしても北海道フェアとかで平気で1,000円ぐらいするでしょうね。

あとはのんびりした船旅

翌朝の日の出です。

遮る物が無い日の出が見れるのは船旅の特典ですね。

敦賀へ到着するのは次の日の朝、つまり丸一日のんびりできるわけです。

一つ目の中継地点、秋田フェリーターミナル

360℃の海景色、のんびりと登っていく朝日を眺めていました。

しばらくすると1つ目の中継地点、秋田のフェリーターミナルに寄港するため陸地に近づいていきます。

見えてきた陸地は秋田県の男鹿市がある半島で「秋田で泊まったキャンプ場がそこから少し入ったところにあるんだなぁ」バイクで走ってきた道を海から見ることができたのが不思議な感覚で感慨深いものがありました。

※秋田県で泊まったキャンプ場は、当ブログの「北海道ツーリング新潟~秋田編」をご覧ください。

フェリーターミナルではトラックが大量に降りていました。

鉄道以外の陸路が無いので北海道からモノを運ぶとなると手段が絞られるわけですね。

定期的に閉まる売店

フェリーに乗っていると数時間に数十分ほど売店が閉まるようにしており、秋田へ着く直前に閉まって出航後開店していました。

初めは棚卸とかしてるのかと思っていましたが、どうやら違っていたようです。

秋田に着くまでは売店で購入できた北海道限定の「サッポロクラシック」秋田出航後、売店から無くなっていました。

つまり、秋田から乗った人が「北海道限定」を買えないように、といったことなのでしょう。

「秋田に着くまではまだ北海道にいたんやなー」と芸が細かいというかすごい徹底ぶりですね。

2つ目の中継地点、新潟フェリーターミナル

新潟のフェリーターミナルへ寄港するためまた陸地が近くに見えてきました。

すると今度は新潟で泊まったキャンプ場が、そうです新潟で泊まったキャンプ場は海沿いで近くに風車がありました。

その風車が遠くに見えるではありませんか。

ここまで走ってきた道を遡って見ているようで、またしても感慨深く思っていました。

※新潟で泊まったキャンプ場は、当ブログ「北海道ツーリング福井~新潟編」をご覧ください。

長い航海は時間のつぶし方が肝心

どんなに大きな船と言っても数時間もすれば散策は終わり、やることが無くなってきます。

船内にはゲームコーナーがあったりと時間はつぶせるようになっています。

僕はと言えば、船内にある大きな風呂に入っては甲板に出て涼んでを繰り返して、都合4回も風呂に入っていました。

そんな感じで、すごくのんびりとした船旅満喫していました。

翌朝、敦賀湾へ到着

敦賀への到着は朝の5:30、まだ暗いうちから周りの乗客が動き出し、それで目が覚めました。

しばらくすると車の乗客は降りる準備をするようにアナウンスが流れ始め、ほとんどの客が車庫へ降りていきました。

僕は最低限に下ろした荷物をバイクに積み込み、排ガスに撒かれるので再び船内へ戻りました。

新潟から乗ってきた車やバイク、秋田から乗ってきた車やバイク、といった順番で降りていくので思ったとおり僕が降りられるのは最後の方でした。

敦賀へ上陸し地図を広げてみて「帰ってきたなぁ」と実感が湧いてきていました。

ですが時間はまだ6時半ぐらいで、まっすぐ帰るのもどうかと思い福井県にある朝からやっている温泉に寄っていくことにしました。

※福井県にある朝からやっている温泉の詳細は当ブログ「夕日が絶景、おススメキャンプ場「鮎川園地キャンプ場」へ行ってきました。」をご覧ください。

そして無事、帰宅

帰宅と言っておきながら、バイク屋さんに寄ってお土産と無事に帰ってきたことを知らせるのでした。

MT-09 TRACERはトリップ1・2といったように2つトリップメーターがあり、トリップ1は給油時のリセットで使ってトリップ2はこのツーリングの出発時からの距離を測っていました。

今回の北海道ツーリング走行距離は4,460.5kmとなりました。

北海道ツーリングのまとめ

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

ほとんどノープランな北海道ツーリングも無事に戻ることができて終了となりました。

北海道に着くまでの青森までの道のりや、その先でのキャンパーさんとの出会いは今でも結構覚えていて、印象深かったですね。

上富良野のキャンプ場も福井県のキャンプ場で話を聞いていなれば行くことはなかったと思いますし、青森のねぶた祭りも新潟や秋田でのキャンパーさんの話を聞いて知ることができたのも思い出深いです。

北海道の大きさは本州にない肌で感じる大きさがあり、言葉にするなら「雄大」といったものになると思います。

食べ物の美味さは本当に食事をするたびに「道民ずるい!」を繰り返していました。

北海道はどこを走っても「観光地」ってくらいにずっと絶景や快走路ばっかりでした。

市街地は漁港や古いレンガの建物だったりとこちらも観光に事欠かないものばかりでした。

道中、何もないところがずっと続くことがほとんどで「このバイクが止まったらかなりヤバいな」と思っていました。

そんな心配とは裏腹に愛車「MT-09 TRACER」はとても頼もしく、僕とキャンプ道具を載せて走ってくれました。

今回の旅はこのバイクがあったからできたと思います。

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