こんにちは! yu-jiroです。
今回は、京都府向日市にある「竹の径(たけのみち)」へ行ってきました。
ここは、嵐山にある「竹林の小径(ちくりんのこみち)」同様、竹林を楽しめるところとなっています。
ですが嵐山と違ったところもあり、とても良いところでした。
そんな「竹の径」を紹介します。
「竹の径(たけのみち)」の場所
竹の径は普通道なのでバイクで通行可
「竹の径」は公園でもない普通道です。
なので車で普通に通行できます。
ですが道幅も狭いので「駐車禁止」の立て札も掛けられています。
駐車場 (駐輪場所)
京都市洛西竹林公園横にコインパーキングがあります。
駐輪スペースはありませんが自販機がある公園入り口側が広くなっているのでそこに停めさせていただきました。
公共交通機関で行く方法
京都市洛西竹林公園近くに京都市バスのバス停「南福西町(竹林公園前)」があります。
阪急桂駅や阪急洛西口駅からバスが出ているようです。
詳しくは京都市バスホームページをご覧ください。
散策は徒歩で
普通道なのでバイクで駆け抜けることもできますが、「竹の径」の長さは全長で1,800メートルしかありません。
バイクで走っても一瞬で終わってしまいます。
ここはバイクを降りてゆっくり歩くことをお勧めします。
いろいろな竹垣がある「竹の径」
「竹の径」の両脇にはいろいろな竹垣があり、その種類は8種類もあります。
案内板の左下には
- 竹穂垣:竹の枝を束ねたスタンダードな垣
- 来迎時垣:物集女町にある来迎時にちなんで命名
- 海道垣:無限に波打つ海の波をイメージ
- かぐや垣:かぐや姫の十二単衣の襟元をイメージ
- 物集女垣:中世の城、物集女城の城壁をイメージ
- 寺戸垣:地元寺戸町に由来し、格子の間隔など細部に職人技が光る
- 古墳垣:寺戸大塚古墳の丸みを帯びた古墳の形をイメージ
- 深田垣:キラキラと輝く寺戸町の深田川の水面をイメージ
と一覧が書かれており、この竹垣もこの「竹の径」の見どころとなっています。
色々ある竹垣の一部を紹介したいと思います。
深田垣
竹を交互に編み込むように組まれていますね。
深田川の水面をイメージされて作られたようで、波打つ表面がうまく表現されています。
竹穂垣
竹の枝を1.5メートルにそろえて束ねて出来る「竹穂垣」
枝の長さをきれいにそろえることでボリューム感が出てきれいに見えますね。
海道垣
竹垣の上部を波上にすることで、海原をうまく表現されていますね。
かぐや垣
十二単衣(じゅうにひとえ)の衣が重なるところを表現されています。
豊かな表現力で素晴らしいですね。
さやぐ音がBGM
風に揺れる竹がさやさやと心地よい音を奏でてくれます。
嵐山の「竹林の小径」と比べて
京都嵐山にある「竹林の小径」の写真です。
こちらもすごくきれいな竹林を楽しめるところとなっています。
嵐山は観光地なので公共交通機関でのアクセスのしやすさや他観光施設が多いのでそこは利点ですが、「竹の径」は逆に人が少ないので僕はとても強い利点だと思います。
「竹林の小径」だと観光客の話声で竹のそよぐ音も聞こえないことが多いので、静かに竹林を楽しみたい方は「竹の径」をお勧めします。
ただ、普通道なので車が通ります。
恐ろしくゆっくりと走る車なんかもたまにいて、そんな車のエンジン音で雰囲気が壊されるので、そんな車は「歩けよ」と気持ちを込めた冷ややかな目線を向けてあげました。
個人的にはもうちょっと道幅を狭くして日影を多くしてもらえれば夏は涼やかでもっとよくなりそうですが、普通道なことや管理のしやすさの都合もあるのでしょう。
今回のまとめ
- 「竹の径」の場所
- 「竹の径」の駐輪場所
- 「竹の径」にある竹垣の種類
- 竹垣の一部紹介
- 竹のさやぐ音が楽しめる「竹の径」
- 嵐山と比べて
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
京都府向日市にある「竹の径」でした。
ここはいろんな竹垣があり「竹垣に種類がある」なんて初めて知り、とても面白い経験になりました。
竹穂垣も嵐山と比べると長さをきれいにそろえているので「こっちのほうが綺麗やん」と竹垣にかける強さはこちらの方が上なのが分かります。
嵐山は観光客が多い時は写真を撮るのに立ち止まる人にぶつからないようにすることに気が行き、竹林を楽しめずにうんざりした記憶があり、のんびりゆっくり歩けるのはそれだけでとてもうれしいものです。
バイクでちょっと寄ってみて、バイクを降りて静かな竹林を楽しむなんて”通”じみていいんじゃないでしょうか。
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