超コンパクト4Kカメラ「Tisi」を使ってみました【実機レビュー】

こんにちは！　yu-jiroです！

先日「Tisi action cam」というアクションカムを購入しましたので、実機レビューしたいと思います。

カメラの概要(スペック)

箱裏には英語でスペックがつらつらと書かれていますが、要約するとこんな感じでしょうか。

このカメラのスペックを見てみるとハイエンドな「GoPro10」に比べると性能的には必要最低限な感じでしょう。

値段的にも「GoPro10」の半分ぐらいの値段だったので、値段相応ではないかと思います。

スペック以外のウリ

安価なアクションカムで性能的にも値段相応、それ以外に「良い」と思ったところです。

マウントキットが標準で付いてくる

GoProだと別途購入しなければいけない自転車やヘルメットへのマウントパーツが標準で付いてきます。

防水状態で充電が可能

充電ケーブルのコネクターがマグネット形式になっており、充電ケーブルをつないだ状態でも防水機能は無くなりません。

「悪い」と思ったところ

日本語のマニュアルが付いてきますが、書いてあることが分かりにくいうえに文章のみで写真が無いのが致命的でした。

チャイナアクションカムなので、翻訳機にぶち込んだだけの「適当翻訳」はよくあること。

ですが、書いてあることが圧倒的に足りていません。

カメラの設定メニューの画面です。

「ループ録画　10分」が何なのか説明がなく、もちろん変えるとどうなるのかも分かりません。

「車モード」を選択すると「オフ/開く」の選択画面になります。

開く(オン)だとどうなるのか、オフだとどうなるのか、どこにも書いていません。

後、「時鐘屏保」ってなんだよ、翻訳できへんやん・・・

実際の撮影映像

実際に自転車で撮影してみました。

「1080P　30FPS」で撮影しています。

昼間の撮影

よっぽどきれいな映像が撮りたい人でない限り、画質的には十分な感じです。

時速20キロぐらいで走行していますが、風切り音が少し拾い過ぎな感じがしますね。

バイクで試してみた時は「ゴウゴウ・ボボボ」とうるさくてどうしようもありませんでした。

マイクの部分にスポンジみたいなものを当てる必要があるかもしれません。

手振れ補正は縦の揺れは結構補正されていますが、横の揺れはそれほど補正されていない感じです。

夜の撮影(街灯が無い道)

画面が真っ暗で何にも見えませんね、道の左側を走っている僕の前から逆走状態で走ってくる自転車がギリギリまで見えませんね。

後、段差を超えた時のガシャンという音がずれていますね。

0.5～0.8秒ぐらいでしょうか、どの撮影でも基本的に音ズレが起きています。

夜の撮影(街灯がある場所)

街灯があれば十分に撮影可能のようですが、街灯がぽつりぽつり有るような道だと厳しい感じです。

実際の駆動時間

電池切れまで試したのは1回しかありませんが撮影モード「1080P　60FPS」だと、53分あたりで録画が途絶えていました。

カタログ値が「1080P　30FPS」で約2時間となっているので、おそらくそれぐらいになるでしょう。

僕みたいに2時間ぐらい平気で乗ったりする人には致命的かもしれません。

電源が取れれば長時間でも大丈夫

胸ポケにモバイルバッテリーを入れて電源供給状態で走ってみましたが、コネクタが外れることもありませんでした。

バイクにUSB電源があればモバイルバッテリーを用意する必要もなく手軽に電源供給状態で使用することができそうです。

今回のまとめ

アクションカム「Tisi」のレビューでした。

GoProはタッチパネルや拡張性やらを付けて「アクションカムを限界まで高性能にした」ような感じですが、こちらは「アクションカムとして必要最低限だと思われるもので固めた」印象です。

僕としてはハード的には大満足でしたが、ソフト的には分からないところがあり扱いづらい感じです。

ですがヘルメットやバイク自転車へのマウントキットが同梱されているのは僕のような「初めてアクションカムを買う人」にとってはありがたいのではないでしょうか。

後はやはり小さくて軽いのはいいと思います。

重いとアクティブな動きをした時に自重で吹っ飛んでいかないかと思ったりしますが、軽いことは「アクション」に対して有効だと思います。

アクションカム欲しいけどGoProほどの性能はいらないなという人は参考にしていただければ幸いです。