こんにちは! yu-jiroです!
「北海道を自分のバイクで走りたいだけ」の北海道ツーリング紀行、今回は本土最北端にある宗谷岬に到着となります。
そんな最北端の街の近くに無料のキャンプ場があり、そこを利用させていただきました。
前日のえりも岬を出たあたりから天気がどんどん下り坂になってきており、とうとう稚内では雨に捕まってしまいます。
今回はそんな北の果てでの雨の中のキャンプのお話です。
目指すは本土最北端
前日は知床半島の手前にある尾岱沼でキャンプをしました。
そこから稚内は400km越ですが天候も気になっていたので無理やり向かうことにしました。
北へ向かっていくとどんどん寒くなって、我慢できずに寒さをしのげる服を買うことにしました。
北海道に入ってから何度か目にしていた「ホーマック」と言う店に入ってみることにしました。
「外見からしてホームセンターだなー」とは思っていたのですが、入ってみると弁当やら何やらとなんでも置いてあり、コンビニとホームセンターを足したような店でした。
さすが北海道、真夏でもあったかそうな服が売ってあり、寒さをしのぐことができました。
北海道を走っていて気づいたのですが、400kmという長距離も思ったよりも早く移動できてしまう現象が起きます。
距離で大体の行動プランを考えるのですが、地元関西の感覚で考えると「早く着きすぎる」ことが起きてしまいます。早く着いた分はゆっくりできていいのですが。
400kmというと、この旅の2日目に福井~新潟まで走った時ですが、その日は1日中走りっぱなしでした。
北海道は距離感が狂いますね。
本土最北端の地「宗谷岬」
宗谷岬の先端には「日本最北端の地の碑」があります。
北緯45度31分22秒の「日本最北端の地」を標す記念碑で、北極星の一稜がモチーフにされているそうです。前方三方には海しかなく日本の最北端であることを実感できます。
周辺にはお土産屋さんや海鮮を楽しめる食堂があり、しっかりとした「観光地」となっています。
日本最北端の給油所
「日本最北端の地の碑」のすぐ近くにガソリンスタンドがあります。
もちろんそこは「日本最北端のガソリンスタンド」となるわけです。
出光 宗谷岬 SS (安田石油店)
給油をすると「日本最北端給油証明書」と貝殻で作った「交通安全のお守り」がもらえる。
「自分のバイクで北海道を走る」という目的だったため、「自分のバイクが最北端で給油した」というのは結構うれしい証明書となります。
うれしすぎて、ラミネートしてリアキャリアの中に貼っています。
出光なのにシェル(貝殻)がもらえます。
出光?シェル?、もしかしてこの頃から統合を暗示していたのかも!?
岬の後方は高台になっている
岬後方の高台には展望台やいろいろなモニュメントがあります。
アメリカ(姉妹港湾)やフィリピン(姉妹都市)などの距離が書かれています。
東京まで1108kmだそうです。大阪はプラス300kmぐらいでしょうか。
「世界平和の鐘」があったり。
「牛」や「鹿」がいたりします。
稚内駅の近くにある無料キャンプ場
稚内駅から県道254号線を北に走って、「宝来2丁目交差点」の次の交差点を左に入った先に「稚内公園」があります。
周辺に看板などの目印がないので地図を確認しながら行くようにしてください。
その「稚内公園」に入り、どんどん奥に上っていくと「稚内森林公園キャンプ場」があります。
稚内森林公園キャンプ場
無料とは思えない程しっかりと手入れされていて、とてもきれいなキャンプ場でした。
稚内駅や市街地からも近くて、こんなきれいな無料のキャンプ場があるのはすごくうらやましいと思えました。
雨が降っていたので東屋近くでテントを張らせてもらいました。
小雨になったすきを見て買い出しや温泉に行きました。市街地が近いというのはすごく便利です。
稚内市街地にある温泉「港の湯」(閉館)
2020年3月31日に閉館されたそうです。
施設内に温泉だけでなく飲食店やいろいろあってかなり大きな施設だったのですが、閉館されたそうで利用した身としては誠に残念です。
代わりに↓
こちらには行かなかったのですが、ノシャップ岬をぐるっと回っていかなければいけなかったので、天気が良ければ行ったかもしれません。
日本最北端にある温泉だそうで追加100円で最北端の温泉に入った「入湯証明書」がもらえるそうです。
日本最北端の駅
JR稚内駅です。
2014年に新しくされた駅舎で名前は「キタカラ(KITAcolor)」だそうです。
撮影時は2017年なので、出来て間もないのですごくきれいですね。
線路の「北の果て」です。
でかい!ながい!「防波堤ドーム」
稚内駅の北に行くと半アーチの構造物が見えてきます。
埠頭やその道にかかる波や風を防ぐために建設されたそうですが、全長427m、高さ13.6m、中の歩道の幅は8mもありデザインもかっこいい「防波堤ドーム」です。
今回のまとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
- 長距離が長距離じゃない北海道
- 真夏でもあったかい服が買える北海道
- 最北端で給油するともらえる「日本最北端給油証明書」
- 岬だけじゃない高台の上も含めて「観光地」
- 稚内駅近くの「無料キャンプ場」
- 新しい駅舎がきれいな最北端の駅、JR稚内駅
- デザインがかっこいい!でかい!ながい!「防波堤ドーム」
いよいよ本土最北端に到着したわけですが、「すごく寒い!北海道舐めてたわ!」と痛感したのでした。
雨も含めて、体を冷やさないようにと努めるので必死でした。
旅先で風邪をひくとかなりしんどいですからね。
そんな稚内でのキャンプですが、雨をやり過ごすため2泊することになりました。
寒い雨の中、無料ですごくきれいなキャンプ場で市街地が近かったのが救いでした。
そんなつらいことも旅の思い出ですが、晴れた最北端の写真撮りたかったなぁ・・・
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