こんにちは! yu-jiroです。
2018年の春先に九州の最南端を目指した「九州ツーリング」、前回は本土最南端である「佐多岬」まで辿り着きました。
今回はそこから北上して桜島へ行き、鹿児島の市街地を少し回ったお話です。
今も活発な活動をする火山「桜島」
桜島は大正時代の噴火で陸続きになり、それまでは島だったそうです。
不穏な黒い雲が
先日宿泊した神川キャンプ場から北へ向かって出発しました。
しばらく走っていると北の空に黒い雲が広がっているのを発見、天気が悪くなるのかな?と思いつつそのまま走っているとそれが雲ではなく噴煙だという事に気づきました。
風下は灰が降る桜島周辺
桜島に近づくにつれ火山灰が降るようになりました。
普通に住宅があるところに灰が降っていました。
「マジか…これじゃ洗濯物干せへんやん」とか「この環境でずっと走り続けたらエアクリーナ速攻でダメになりそう」とか考えながら桜島をぐるっと周る国道224号線へと入りました。
すると一気に灰色の景色は消えて、左に海が広がって右には聳え立つ火山といった雄大な景色に一変しました。
風下から抜けたのを理解して「これじゃ風下になったら大変やな」と思った時、3日前に宮崎で泊まった際の日帰り温泉で、天気予報の中に風向きの予報を詳しくやっていたのを思い出して「なるほどここら辺では重要なんやな」と思っていました。
桜島港のすぐ近く「桜島ユースホテル」(閉館)
今回の宿泊は桜島港フェリーターミナルの近くにある「桜島ユースホテル」で宿泊することにしました。
こちらのホテルは素泊まり2,650円で泊まれる上に火山の麓という立地から源泉の硫黄の濃度が半端なく今まで入った温泉で一番の硫黄度全開の温泉でした。
とても安価でとてもいい温泉に入れたとても素晴らしい施設だったのですが、2020年に閉館されたみたいです。
バイクごと鹿児島市へ渡れる「桜島フェリー」
桜島の展望台からの写真です。
対岸に見えるのは鹿児島市街、その間をフェリーが行き交っています。
名称:桜島港フェリーターミナル (ホームページ)
住所:鹿児島県鹿児島市桜島横山町 (グーグルマップ)
運賃:大人 200円 小人 100円
バイク料金:~124cc 270円
125cc~749cc 400円
750cc~ 530円
桜島フェリーは桜島~鹿児島市街の短い区間ですが、車やバイクも乗船して渡ることができます。
鹿児島観光へ
フェリーで鹿児島市街へ渡り、せっかくなのでバイクでうろつくことにしました。
後から思ったことですが市街地のみを観光するならバイクは置いてきてもよかったかな?と思いました。
照国神社
薩摩藩の藩主を祀ってある照国神社です。
大きな鳥居をくぐると斉鶴と呼ばれるきれいに刈り込まれた木がお出迎えしてくれます。
斉鶴はイヌマキの木を鶴が羽根を広げた様を象られているそうです。
ここからも桜島がよく見え斉鶴と桜島がマッチしていい景色を見せてくれます。
桜島と鹿児島市街が一望できるビュースポット「城山公園展望台」
照国神社の裏手には展望台もあり、道的にはぐるりと回って登っていきます。
バイクで渡ってきた甲斐がありました、どんどん登っていきましょう。
そこでは写真の様に桜島をバックに鹿児島の街が見下ろせます。
煙を上げる桜島の存在感が半端ないですね。
天文館むじゃき 本店
全国で売られている「しろくまアイス」の元祖、「天文館むじゃきの白熊」です。
コンビニでも見かけるアイスの発生が鹿児島だったんですね。
我流風~がるふ~の鹿児島ラーメン
鹿児島ラーメンと検索して一番近くに有ったお店でした。
基本的なとんこつラーメンでとても美味しかったです。
日も暮れてきました、夕日に染まる桜島も乙ですね。
今回のまとめ
- 煙を出す姿が雄大な桜島
- 閉館してしまった桜島の麓にあった桜島ユースホステル
- 車やバイクも渡れる桜島フェリー
- 桜島の景色がベストマッチな照国神社
- 白熊アイスの本店「天文館むじゃき」のシロクマ
- 本場鹿児島の鹿児島ラーメン
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
桜島まで辿り着き、鹿児島市街を観光したお話でした。
火山灰に降られるなんて初めての経験でした。
降ってきた灰にびっくりしてるのに周りは普通にしていて、ここでは日常なのかと感心しました。
3日前の何気に見かけた天気予報で「やけに風向きを詳しくやってるな」と見た記憶とピンと繋がったのは納得でした。
今回の泊まった「桜島ユースホテル」が閉館されたことに、泊まったところどこだっけ?と調べるもグーグルマップにも載っていなくて、記憶を掘り起こすのに苦労しました。
安価で良い温泉があるいい宿だっただけに残念です。
コメント