こんにちは! yu-jiroです!
前日には東北地方の秋田まで来ました「北海道ツーリング」、未だに本州にいますがいよいよ最北端である青森県です。
これまでの道中でキャンプをした、各地でのライダーさんから聞いた「ねぶた祭に行く」という情報により、僕も行ってみることに決めました。
初めての青森で初めてのねぶた祭り、とてもエネルギッシュで素晴らしい体験をしました。
祭りの期間中には、チャリダー・ライダーに向けて、無料のキャンプサイトが開かれており、青森県のこの「ねぶた」に対する熱意が伝わってきます。
そんな北海道ツーリング紀行、4日目のお話です。
青森ねぶた祭とは
青森県で8月2日~7日まで行われる日本古来から続いているお祭りです。
曜日に関わらず、毎年同日に行っているようです。
2日・3日 | 子供ねぶた・大型ねぶたの運行 |
4日・5日・6日 | 大型ねぶたの運行 |
7日 | 昼:大型ねぶたの運行 夜:ねぶた海上運行・花火大会 |
ねぶたの由来
ねぶた祭りの由来は七夕に行われる灯篭流しだといわれているようです。
この大きな山車は最終日には海上まで出します。
けど、あれ(写真左の灯篭)がこれ(ねぶたの山車)になるん?変わりすぎじゃね?
詳しくは:青森ねぶた祭 オフィシャルサイト
祭りの期間だけ開かれる「無料キャンプサイト」
ねぶた祭りが開催されている期間だけ、キャンプ場として無料で使用できるように提供されています。
ここの情報は昨日キャンプ場で一緒になったライダーさんから教えてもらいました。
無料で泊まれるここの情報を聞いていなければ、パスしていたかもしれません。
教えてくれたライダーさんに感謝です!
キャンプ場の様子、その周辺
前日まで青森の最北端、大間まで向かうつもりで秋田でキャンプしたのですが、予定を変更したので走行距離は150km程度、ゆっくり走っても昼頃に到着しました。
キャンプ場はフェリーターミナルのすぐ近くにあり、芝生になっている場所をテントサイトとして開放していました。
キャンプ場でテントを設置し終え、空いた時間でコインランドリーを探し、洗濯を済ませることにしました。
青森市街地がすぐ近くで、コインランドリーで洗濯を済ませてからついでに食料も買い込みました。
市街地内を走行しているとパトカーを散見し、どうやら夜になると祭りの会場になるので交通封鎖を始めていたようでした。
キャンプ場へ戻ると、続々とチャリダー・ライダーが集まってきていました。
日が傾いてくると皆そわそわとした雰囲気を醸し出しており、僕もワクワクしてきました。
祭り参加者は会場近くに駐輪場があるそうで、そこへ向かってまとまって行動します。
僕は、駐輪場があることを知らなかったので、徒歩で向かうことにしました。
2,30分ほどで会場であるエリアにたどり着き、適当なところで観覧することに決めました。
時間的に丁度良かったらしく、10分ほどで祭りが始まりました。
祭り開催、大迫力の山車(だし)
19時になり、いよいよねぶた祭りが始まりました。
テレビとかで見たことはありましたが、実際に見ることの迫力はすごいものでした。
写真ではわかりにくいですが、同じ山車です。
作りがすごく立体的で、それを目の前で上下左右にぶん回してくれます。
祭囃子の「ラッセーラ!ラッセーラ!」という掛け声とともに、独特なステップで踊る人を「ハネト」と呼びます。
山車のデザイン・テーマ
青森ねぶた祭に出される山車のデザインは、地域にまつわる物語やおとぎ話などを題材にする決まりがあるそうです。
青森ねぶた以外にも「ねぶた」があり、題材の決まりが無い「ねぶた」もあるそうです。
参加自由の「ハネト」
なんと、この「ねぶた祭り」は参加自由らしいです。
ハネトの衣装はデパートなどで販売しているそうです。
値段は衣装だけなら8,000円程度、花笠やその他もろもろ含めるともう少しするみたいです。
レンタルもあり、値段は4,000円程度。
地元の企業や学校が参加していて、囃子(はやし)の演奏や太鼓など素晴らしい演出で祭りを盛り上げていました。
ハネトの人も祭り中ずっと飛び跳ねて踊っていて、みんな汗だくで、それでいて楽しそうでした。
そんな大迫力の山車とハネトの踊りを堪能していると、ハネトの中に知った顔がいました。
前日、秋田で一緒になった東京から来たライダーさんでした。
向こうもこちらに気づいたようで、こちらに駆け寄ってきてくれました。
祭りに行くとは聞いていたけど、参加するとは聞いていなかったので「そっちかいな!」と声をかけ、「参加できるんやー」と少し話をして、また楽しそうに祭りに戻っていきました。
やがて祭りは終わりを迎えました。祭りの時間は決まっており19時から21時の2時間です。
「いや、2時間も踊り続けんの?ヤバいな!」「でも楽しいんだろうなぁ」と独り言ちながらキャンプ場へ戻りました。
祭りの後、再びライダーさんと出会う
歩いてキャンプ場へ戻ると、ちょうど参加していた人たちも戻ってきていました。
僕はテントまで戻り、買い込んでおいた食事をテントの前で食べていました。
すると、祭りに参加していたライダーさんを発見して、しばらく話をすることにしました。
このねぶた以外に少し離れた各地で、「○○ねぶた」と地域の名前でいろいろな「ねぶた」が開かれること、
ねぶた祭りには何度か参加していて、参加する方法や昨年は参加できなかったこと、
最終日までは居られないがあと数日は参加するのだと、いろいろ話をして4日目が終わるのでした。
今回のまとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
流れ流れての「ねぶた祭体験」でした。
- 8月2日~7日まで行われる大規模な祭り
- 期間中、チャリダー・ライダーに開かれる無料のキャンプサイト
- 大迫力の「山車」や参加自由の「ハネト」
こうして、ねぶた祭りに出会えたことはすごい偶然が重なったものだと思います。
各キャンプ地でねぶた祭りの話を聞いたことは、そのキャンプ地を選ばなければ知り得なかったことですし、そもそも京都からフェリーに乗ってしまったら、大間のフェリーを予約していたら、とそんな偶然の出会いにより体験できた「ねぶた祭り」でした。
そんなねぶた祭りはとてもエネルギッシュで、それを一週間続けるバイタイリティもこの祭りの魅力だと思います。
2020年と2021年はコロナの影響で開催されませんでしたが、もしこの祭りに行くことがあれば参加も考慮されてみるのも良いかと思います。
コメント