こんにちは! yu-jiroです。
2018年の春先に九州の最南端を目指した「九州ツーリング」、前回は震災にあった熊本城に訪れたのち、久留米市にある「発心公園キャンプ場」で桜の木の下でキャンプをしました。
今回は大阪へ渡るフェリーを取るために大分県別府市へ行き、別府観光をしたお話です。
大阪南港行きのフェリーが出る別府市
昨日キャンプした桜がとてもきれいな発心公園キャンプ場を後にして、国道210号線を東へ向かいます。
久留米市から100kmほどの距離で昼前には別府市街に到着しました。
早速、大阪南港行きのフェリーチケットを取るためにフェリーさんふらわあへ
受付へ行きチケットを注文すると「2日後になります」と言われました。
この日の半日とフェリーに乗る日の半日を合わせて丸1日分を観光に充てようと思っていたのですが予想を外しました。
とりあえずそれでチケットを取りましたが、そうなると間の1日を合わせて2日間分の観光になります。
間の1日はどこか行こうかと悩んでいると「あるパンフレット」に目が行きました。
別府八湯温泉まつり
「別府八湯温泉祭り」のパンフレットがたくさん置かれていました。
別府八湯温泉祭りとは
- 毎年4月1日を「温泉感謝の日」としていて、4月1日の週末を中心に数日をかけて行わるお祭り
- 2022年は1ヶ月ずれて、4月29日~5月1日に行われた
今年の開催は1ヶ月遅れての開催となったようです。
詳しいことは書かれていませんが、コロナの影響でしょうか?
僕が行った2018年は3月30日~4月3日の5日間行われていました。
なんとなく帰ろうと立ち寄ったタイミングでお祭りが行われていたのです。
お祭り期間中は入浴が無料開放される温泉がたくさん
パンフレット内側を見ると「温泉祭り無料開放MAP」があります。
なんと、別府温泉が無料で入られるとんでもなく太っ腹なイベントをやっているじゃありませんか。
温泉によって祭りの期間中の5日間だったり3日間だったりといろいろあるようです。
そして温泉の数もさすが別府と言わざるを得ないです。
2日も観光でつぶせるのかと悩んでいましたがとんでもない、2日で足りないほどのイベントじゃないですか。
是も非もなく別府で2泊することを決めました。
安価で宿泊できる「ゲストハウス路地裏」
当初、別府周辺の郊外にあるキャンプ場にでも行こうかと思っていたのですが、このイベントを見て別府市内で宿を取ることに決めました。
さすが観光地、宿泊施設を検索するとものすごい量の宿泊施設が出てきます。
そこで、安価な宿泊施設を検索してみると「ゲストハウス」というものが数軒上がってきました。
宿泊費は3,000円程度からとリーズナブルな価格で宿泊できるようなのでそこに泊まることにしました。
とりあえず一番近くにあるゲストハウスに行ってみると「一杯で泊まれない」と言われてしまいました。
流石「別府八湯温泉祭り」そう簡単にはいかないのか、と思いながら次に近くにあったゲストハウスへ行ってみました。
飛び込みで宿泊可能かと聞いてみたところ、「空きがあるので大丈夫」とのことでここに決めました。
「ゲストハウス路地裏」への行き方
路地裏の名前通り正に表通りの裏にあり、初め「ここ入るん?」と少しわかりにくかったので簡単ですが行き方を載せておきます。
①JR別府駅東側ロータリーにつながる道(県道32号線)のロータリー手前を左折
②SUPERHOTELの駐車場が左右にあるところを左折、スロープの脇の道へ行くと駐車場下の建屋が「ゲストハウス路地裏」
②番が「ここ入るん?」ポイントですね。しかもゲストハウスが駐車場の下になっています。
ゲストハウスに初めて泊まったのですが、どんなものか全く知らずに泊まりました。
所感ですがいわゆるカプセルホテルの観光地バージョンでしょうか、寝る場所とロッカーだけ個別に与えられて、それ以外は共有となっています。
部屋は相部屋となっていて、両サイドに二段ベットが3列設置されています。
ベッドには照明やコンセントがあるので他のお客に気遣うことなく本など読めるようになっています。
別府観光「地獄めぐり」へ
地獄めぐりとは
- 海地獄
- 鬼切坊主地獄
- かまど地獄
- 鬼山地獄
- 白池地獄
- 血の池地獄
- 龍巻地獄
の7つの観光地を巡ることをいいます
全部の地獄を巡るなら観覧券がお得
各地獄の入園料は大人400円となっていますが、全部の地獄の観覧券をセットにしたものが2,000円で販売されているので、6か所以上回るなら観覧券を購入したほうがお得となっています。
なお、別府観光組合のホームページには観覧券10%割引の画面があるのでそれを利用すると1,800円まで安くなるようです。
観覧券の有効期限は購入日から2日間となっているので、1日で回りきらなくてもいいようになっています。
「地獄」の由来
昔、ここ等一帯が噴気や熱泥・熱湯が噴出していて「近寄ることもできない忌み嫌われた土地」という事で「地獄」と言われるようになったそうです。
血の池地獄
インパクト最大級な「血の池地獄」です。
酸化鉄や酸化マグネシウムが地層から熱泥となり噴出することで池一面に広がり真っ赤な温泉となるそうです。
今となっては科学的に証明されていますが、何もわからない人が見たら「地獄」と呼ぶのも頷けますね。
龍巻地獄
天然記念物の間欠泉がある「龍巻地獄」です。
屋根が無ければ約30mほど吹き上がるほどの勢いがあるそうです。
地中の熱水が気化して一気に吹き上がるのが間欠泉ですが、その間隔が短いのがこの「龍巻地獄」の特徴だそうです。
血の池・龍巻地獄から他の地獄へは少し離れている
血の池・龍巻地獄がある場所から他の地獄がある場所へは約2.8kmほど離れたところにあります。
バイクで自走できるので問題ありませんが、自走以外ではバスが走っています。
このために観覧券の期間が2日間あるのかもしれませんね。
海地獄
血の池地獄から一変してコバルトブルーの綺麗な温泉が広がっています。
こちらも北海道美瑛にある「白金青い池」同様に硫化鉄とかがコロイド反射して青白くなっているのでしょうか。
青白くきれいな温泉の美しさとごうごうと吹き出る湯気の迫力が混ざって独特な景色を織りなしています。
青白く涼やかに見えますが吹き出る湯気然り、98度といった高温となっているそうです。
園内は桜も多くきれい
熱帯植物と桜が一緒にあり、独特な風景を見せてくれます。
めちゃくちゃきれいな庭ですよね、思わず見とれてしまいました。
鬼石坊主地獄
灰色の熱泥がごぼごぼと吹き出るさまが坊主頭に見えたことで名付けられたそうです。
泥だまりにゴポッと吹き出ているだけのちょっと地味な地獄です。
無料温泉巡りへ
無料開放されている温泉は17時までの所もあるので、地獄めぐりも4か所周ったところで早めに切り上げて一度宿へ戻りました。
宿にバイクを置いて徒歩で行けるところを時間の許す限り周りました。
4件ほど入浴しましたがどれも温泉街の趣がある温泉ばかり、それが無料で楽しめるなんて本当に贅沢でした。
今回のまとめ
- 別府~南港のフェリーが出るさんふらわあフェリー
- 春に行われる別府八湯温泉祭り
- 安価で宿泊できるゲストハウス路地裏
- 別府観光「地獄めぐり」
- 無料開放されている別府温泉
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
別府へたどり着いた日のお話でした。
フェリーチケットが3日後でないと取れない時はどうしようかと思いましたが、丁度お祭りをやっていて逆に功を奏した形になりました。
というわけで3日目のフェリーに乗るまでの半日の間、別府観光となります。
コメント