「キーパー技研(KeePer)」のガラスコーティング、安さの秘密は?

テレビ

こんにちは

2022年5月26日(木)23:06~23:55に放送される【カンブリア宮殿】でキーパー技研が特集されます。

キーパー技研は18年間売り上げを伸ばしているとのことで特集されます。

そんなキーパー技研のガラスコーティングの秘密を調べていこうと思います。

キーパー技研とは?

キーパー技研と言えば「KeePer」のロゴでカーケアの商品や「KeePer PROSHOP」という名前で自動車の洗車&コーティングをやっている企業です。

keePer公式ホームページ(https://www.keepercoating.jp/)

ガラスコーティングの行程

まず、一般的なガラスコーティングの作業工程をざっくり上げます。

  1. 洗車作業
  2. 鉄粉除去作業
  3. 油膜除去作業
  4. 研磨作業
  5. 脱脂作業
  6. コーティング作業

各作業には細かく気を付けなければいけなことや、中には高い技術が必要な作業もありますが、きりが無いので省略させてもらいます。

コーティングのメリット

こんな長い作業をしてでもコーティングするのはメリットがあるからです。

簡単に上げると

  • 艶のあるかっこいい外観になる
  • 洗車が楽になる
  • 軽い傷や紫外線からのダメージが軽減する

などが挙げられると思います。

コーティングの種類

コーティングと言ってもピンキリで

  • ワックスコーティング
  • ポリマーコーティング
  • ガラスコーティング
  • ガラス系コーティング
  • セラミックコーティング

といった種類があります。

下に行くほど高価で耐久度が高くなっていきます。

なぜ光沢するのか?

肉眼ではきれいな塗装面でも実は細かな凹凸になっています。

そのため光が拡散するためにぼやけて(光沢せず)見えるわけです。

その塗装面を平らにする作業がコーティング行程の「4.研磨作業」です。

その平らになった塗装面に透明な膜を作ることで光沢します。

その膜の種類がコーティングの種類というわけですね。

キーパー技研の特徴

さて、ここまで一般のコーティングについってお話してきました。

それではキーパー技研は何が違うの?といったところを考えてみました。

一番時間のかかる作業「研磨」を省くコーティング層

塗装面の凹凸に直接ガラスコーティングしてもダメな理由は、

  • ガラスコーティングは層が薄い
  • 厚くすると割れてはがれてしまう

といった理由があるのですが、研究開発により厚くても割れないコーティング層を作ることで「研磨」の作業を省くことができるようにされています。

作業を大幅に削減するクリーナー

コーティング作業に挙げた研磨を除く「2番~5番の作業」一気に処理するクリーナーがあり、これが作業時間の大幅な短縮になっているようです。

時間短縮による店舗拡大

ポリマーコーティング並みの作業時間でガラスコーティングができるようになり、ガソリンスタンドなどでも注文することができるようになりました。

普段、ガラスコーティングを依頼すると1日~2日の作業となり、作業にはカーディーラーやコーティング専門店といったところへ注文することになります。

全国のガソリンスタンドやオートバックスなどで「KeePer PROSHOP」という看板などを見たことはないでしょうか?

つまり、ガソリンスタンド単位でサービスの展開ができたことが業績拡大の要因と思われます。

従来の半額程の価格設定

極めつけに「価格が安い」です。

車の大きさによって価格は変わりますが、普段のガラスコーティングだと大体6万円~8万円ほどが目安となっています。

keePerの価格設定は17,400円~32,900円と半額以下でガラスコーティングができるのです。

まとめると

コーティング専門店は「高い技術で高水準なコーティング」ができますが、keePerはそれを製品で補って安く提供することで注目を集めています。

ですが、「安かろう悪かろう」ではここまで注目されることもありません。

コーティングの水準もかなり高いところまであることで、ここまでの高評価が得られているようです。

昔はワックスで油膜を張るだけのコーティングもここまで進化してきたのかと驚かされます。

これからのコーティング技術の進化も期待が持てそうですね。

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